manachix’s blog

人生のきっかけを作ります🌈✨運命の1冊をあなたに!

我慢することが普通になっているあなたに贈る1冊🌈

生きていれば「欲求」というものと付き合っていかなければならない。求めることは数知れず、どれだけ貪欲なんだと言いたいところだが、その中にも我慢しなければいけない「欲求」もある。我慢すること、圧をかけることに良さを感じるかは別として、まず「我慢」は自然ではない。なにかを押し殺して、「本当はこうしたいけど出来ない」と、自分にストレスを与える。我慢することに疑問を抱かなくなれば、「欲求」と「我慢」と生きていくということかもしれない。

 

日々色々な「欲求」と葛藤している毎日であるが、その「欲求」が満たされないと、人はストレスを感じる。思い通りにいかない人生、ストレスこそ生きている証拠、果たしてそうなのか。人はお互いを比べたがり、どちらが勝る勝ってないと、言葉に出さずとも瞬時に感じ取る。男女問わず、なかなか比べない生き方をすることは難しい。我慢をせずに生きている人を見ると、自由だと感じる。それは、自身が我慢と共に生きているからこその気持ちだ。

 

今回の本は、生きるために必要な「食欲」に関して。食欲と聞けば、ある程度は我慢との闘いというイメージがある。食べ過ぎたから控えようであったり、甘いものはやめておこうなど、胸の奥には「本当は食べたいけれど」という気持ちが含まれる。食欲はコントロール出来ない本能だと思われがちだが、本書では「『食欲』のセンサーが壊れている」状態を警告している。人間の体は、疲労や精神的なストレスがかかると、強い刺激を求める。本来であれば従うべき本能になるが、正しい食欲と本能は全く別物である。自分を苦しめる「食欲」から抜け出す努力が必要だ。

 

能力に問わず、「何を、どう食べているか」で人生は変わるという内容に共感した。偏った食事をしていると、無性にイライラしたり、変な時間に眠くなったりする。体の不調も感じとることも多々ある。この変化にばかり疑問を抱いていたが、何故か食べているもので体が作られていることには無頓着だったことに気づかされた。取り入れている食べ物は、本人が思う以上にパフォーマンスに影響している。それはまさに、私達の体は、食べた物でしか作られていないからだ。

 

正しい食の選択に大切なこと、それは自然に「食」を求めることだ。本書では、20分程度の強度が高い運動を推薦している。運動を始めると、体が運動で使った筋肉をリカバリーしようとしたり、失われている栄養を補給しようとする為、本当に必要なものに体が反応するからだ。体の悪いものを押し流し、新しいものに入れ替えていくことをイメージする。運動をすることにより、いま自分が調子がいいかどうかを感じ取る練習をする。体の調子に気を配り、体の声に耳をすませ、何が必要なのかを極めていく必要がある。無理矢理食生活を変えようと努力せず、運動をすれば必要なものを欲しがるので、結果食べたい物を我慢するということが無くなるということだ。

 

我慢やストレスと生きていくことが、人生の「普通」になっていないだろうか。本能を持ち合わせている中で、我慢やストレスが生まれた。いまここにある「自分」を知ることが大切なのではないだろうか。食の管理が雑ということは、自分の管理が雑ということであり、色々な部分に派生することは言うまでもない。運動を始めていない段階であっても、今食している食べ物が、半年後の自分になるということを心に留めて置くだけで、これまでとは違った選択をしていくはずだ。これを食べていけば健康、なんて無い。自分と向き合うことこそ、1番の健康への近道だ。

 

私の心の問いかけに心動かされた方は、この本を手にとっても良いかもしれません。この本があなたの人生を変える一冊になると嬉しいです。

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あなたは半年前に

食べたものでできている

[著]村山 彩

あなたは半年前に食べたものでできている

あなたは半年前に食べたものでできている