manachix’s blog

人生のきっかけを作ります🌈✨運命の1冊をあなたに!

与える人になりたいあなたに贈る1冊🌈

皆様、いつもご覧頂きありがとうございます。平岡麻奈です。無事に誕生日を迎えることが出来ました。「おめでとう」と声をかけて頂いたり、歌を歌ってもらったり。「ありがとう」と伝えると同時に、嬉しさが湧き出てきます。人間は感情の生き物なんだと改めて感じました。

 

どう生きていこうか。ぼんやりしていた気持ちにも、少しは確信出来ることも増えてきました。仕事柄、色々な方と接する機会があります。それは、これから先ずっと付き合っていく人なのか、今日限りなのか。正直解らないと思っています。今日初めてお会いして、受け答えした人に、なんらかの形で後々に再開する可能性もあります。

 

そう考えていくと、誰しもに敬意を払い、「出会いに意味を持たせる」のは自分自身だと感じます。例に挙げると、自社のサービスを今日初めてご予約されたお客様の場合。同じようなサービスが数多くありながらも、選んで来て頂いている。評判を聞いたり、誰かに勧められたのか。ここしかなかったから仕方なしなのか。以前のことは把握しきれないまでも、サービスを受けに来られているに変わりはありません。ここで、常連のお客様ではないからと疎かにせず、「与えること」に差を生じないようにすることが重要だと考えます。

 

誰しも、自分の思い通りにいかない時は気が立ってしまうかもしれません。本当はこうしてほしいのに、と知らず識らずに関わる相手に自分の理想を求めてしまいます。そして、理想通りでなかった場合に裏切られた気分になる。けれど、相手の気持ちを知ることは到底難しいものです。期待することは求めること。自分自身が要求するばかりで、「与えているつもり」であったことに気づきます。喜ぶだろうと考えたことは、あくまでも自分が軸での考え方。相手に選択肢を与えることも必要かもしれません。

 

これだけ仕事をしたのだから、きっと頑張りを認めてくれるだろう、これだけ愛しているのだから、私を愛してくれるだろうだったり。見返りを求めてしまうことは、自然と湧き出る気持ちかもしれません。けれど、期待するほど苦しかったり、不安になりませんか?純粋に人を愛したり、やりたいことをするにはどうするべきなのでしょうか。今回は「与える」ことの大切さにようやく気づいた私に、誕生日プレゼントとして「与えて」頂いた1冊を紹介します。

 

・ギバー

(人に惜しみなく与える人)

・テイカ

(真っ先に自分の利益を優先させる人)

・マッチャー

(損得のバランスを考える人)

 

上記は、人間の3つのタイプを表し、行動をする時の気持ちを元に分類されています。まずなにかをしてあげたいと思う人をギバー、相手になにかをしてほしいから行動する人はテイカーになります。そして自分が行動した相応のことを相手に求める人、これがマッチャーです。読み進めていく上では、自身も含めた関係性のある人達を、この3種類にあてがっていくと読みやすくなります。そして本書では、様々な職業の中での具体例を出し、3種類の中での「ギバー」こそ求められた人であると示されています。

 

「ギブ&テイク」という言葉は、良く聞く言葉かもしれません。また、「ウィンウィン」という双方に利益のある考え方もあります。見返りを求めず与えること。一見難しく感じますが、「見返りを求める=期待する」ことが無くなれば、人間本来の自然な思考が戻ることでもあります。成功するギバーは、「自己犠牲」でなく、「他者志向性」を持ちます。「自分の取り分を心配するのではなく、みんなの幸せの為に高い成果を出す」、非常に考え方がシンプルです。これは、無理に努力をして「がんばらないといけない」気持ちよりも、「自分にとって意義のあることをする」「自分が楽しめることをする」ことが大切になります。

 

自分の利益には関係なく行動すること、これは仕事本来の考え方、「自分以外の誰かのためにすること」に繋がります。本書では、ギバーとして行動することは、仕事の成果だけに捉われず、人間としてどう生きていきますか?と問いかけます。読み終えた後、意識的にギバーになりたい!と思っても、なかなか難しいものです。少し変化をつける為、私は今日関わる人になにをしてあげることが出来るだろう?と思考を持つように決めました。少し無理がある考え方かと思いきや、すごく生きやすくなったように感じます。日本人には元から「与える」思考を小さい頃から教わっている為、ギバーの思考を持ち合わせている人が多く存在することも例として挙げられています。「ギバーとして生きていきたい」と素直に思える、頑張りすぎていた自分に気づける1冊です。

 

私の心の問いかけに心動かされた方は、この本を手にとっても良いかもしれません。この本があなたの人生を変える一冊になると嬉しいです。

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