躊躇い、捨てられないあなたに贈る1冊🌈

皆様、いつもご覧頂きありがとうございます。平岡麻奈です。ついに明日で30歳も迎えることになります。人生30年目を無事に迎えることが出来るだけでも嬉しく感じます。日々飛び交うニュースには、嬉しい内容だけでなく、悲しい内容も沢山含まれています。私よりもまだまだ若い、幼い命が失われてしまうことに、とても敏感になっています。こんなに呑気に生きていいのかとか、もっとやるべきことがあるんじゃないかと立ち止まる時間も多くなりました。使命感を持つ、そんな気持ちが少なからず生まれたのかもしれません。人間一人の考え方に変化が表れただけでは世界は変わりません。けれど、「変わりたい」人が増えていることは身を持って感じます。書店では「変わりたい」という内容の書籍が目立つ場所に並ぶことも多くなりました。ですが、「変わらない」こと自体に悪い意味は持たないと思います。人それぞれに深く考えずとも、『生きる意味』を持ち合わせています。「自分探し」のようなことを特別しなくても、今生きている瞬間に自分が大切にしていること、それが『生きる意味』に繋がるのではないでしょうか。

おそらく私は変わる為に、20代全てを費やしていたかもしれません。成人を迎えた時、「20代は経験する時期だ！」なんて意気込んでいました。そんな20代が今日終わりを迎えるわけです。そして自分に「さあ経験する時間は終わったけど、今からどうするの？」とついに問いかけなければいけません。実際、20代に経験する量はとても微々たるものです。未熟さ故の失敗、そして若いという理由で許されたこと。振り返れば悔しい思いも沢山していました。これで経験値が高くなったから生き方を変えるのか？そんな気持ちは全く生まれてきません。けれど、今こうして少なからず自分に使命感を持って生きようとしている。「20代無駄に過ごしてはいなかったのかな？」と、今日は自分を少し許してあげることにします。

20代は沢山経験をして、色んなことを取り入れることに必死でした。知らないことを知りたい！教えてください！と、貪欲だったように思います。だからこそ、ここまで知りたくなかったのに、という後悔もあります。良い意味でも悪い意味でも、経験したことから今の自分は作られています。自然と過去の経験から今瞬間に必要なことを見つけ出して、自分の考えを持たせます。

こうして生きていると、ふと何も考えない時間が欲しくなりました。きっと「持ちすぎた」んだと思います。20代最後の今日は、そんな持ちすぎたことを「捨てる」為の後押しをしてくれる1冊を紹介します。

「自由であり続けるために」。本書のタイトルにあるように、自由であることこそ、柵がなく生きていける。けれど、最近自由が苦しく感じていました。それは、「自由に決めていいよ」と言われても、自由を持っていいのか？という不安になるからです。決められたルールの中で生きているから、自由を怖がっている。誰かに決められたことをこなすだけって、嫌だけど楽な生き方。多数派の自分に改めて気づく、「自由への抵抗」を感じました。

捨てきれずに悩んでしまうことはありませんか？読み進めていくうちに、色々なものを捨てられなくなっている自分にも気づことが出来ました。「人生は余計なものを削ることで、自分らしさを取り戻していく」。経験して学びたい気持ちが、自分らしさを見失わせていたことに繋がっていたなんて、必死に生きていたら気がつかないかもしれません。これからは自分に必要なものを選択していく力を身につけていく時期だと感じました。

本書では「捨てるべき50のこと」を挙げています。20代真っ只中の方も、20代を過ぎている方も、これから20代を迎える方も。あらゆる視点からその「50のこと」をどう受け止めるか。私の中で、これは出来ているかもしれないということが少しありました。

44.照れを捨てる。

「言ったら恥ずかしい」から

「まず、言う」へ。

ここに住みたい！こういう仕事がしてみたい！と、昔に比べると希望を言葉にすることに抵抗は無くなりました。「なんでいつもあの人は夢のようなことを言ってるんだろう？」という時期を通り越せば、「〇〇を夢に持つあの人」になります。そう知って頂けると、その夢に関する情報を教えてくれる人がいたり、夢を応援してくれる人にも出会える気がします。

何かを捨てることは、とても勇気が要ります。読み終えても、捨てきれていない私が取り残されていました。本当は手放さなければいけない何かに執着している。そんな自分に改めて気づける1冊かもしれません。

私の心の問いかけに心動かされた方は、この本を手にとっても良いかもしれません。この本があなたの人生を変える一冊になると嬉しいです。

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