manachix’s blog

人生のきっかけを作ります🌈✨運命の1冊をあなたに!

身体を動かして健康になりたいあなたに贈る1冊🌈

今日も移動する時に、歩いたり、少し走ったりしただけで終わってしまった。運動しなければいけない、解っていながら、散々気にしながらも一歩も進めていない現実。諦めと微かな希望、「このままで終わらせたくない!」という気持ちを覗かせる。オフィスワークが悪いのか。車通勤だから運動量が減ったことが原因なのか。毎日仕事に追われていることを理由に、自分の健康に無頓着なことを肯定してしまっている。「昔は食べても太らなかったんだけど、代謝が落ちたせいかな」と言いながらも、夕食に入る店を探す。昔と今の自分は何故こうも違うのだろうか。

 

駅でエレベーター、エスカレーター、階段のどれを利用するか。今の私は、癖でエスカレーターに乗り、立ち止まる。スマホを見ながらでも、自動で上下行き来出来るなんて素晴らしいではないか。便利さ故に、努力をしなくていい部分が増えている。快適な生活に加え、自ら身体を動かしたくならないように仕向けている。習慣というのは恐ろしい。便利なものがありふれているから、「運動をする」ことが何故か特別になっている。本来であれば、歩くことは「運動をする」というカテゴリーにも含まれないはずだが、意識的に「歩こう!」と思わなければいけない世界になっている。

 

今回の本は『筋肉』がいかに大切であるかを重点に置いている。近頃、美容の面からでも筋肉の重要性が特集され、筋トレを行う女性も増えてきたように感じる。筋肉を動かすことで成長ホルモンの分泌が促進され、ハリのある肌作りも、化粧品に頼らず取り戻せる。美容と健康の関係性は非常に深い。また本書では、『下半身の筋肉づくり』こそまず必要な理由として、

 

①下半身の筋肉から衰えていく

②下半身には大きな筋肉が集中している

③下半身は第二の心臓

 

上記3つを挙げている。筋肉が少ないから疲れやすい→身体を動かさない→消費カロリーが少ない→太りやすくなるという悪循環を阻止すべく、大きな筋肉を鍛え、効率的に脂肪燃焼しやすい身体作りをする。心臓から送り出された血液を、足の先から心臓まで押し上げているのは下半身の筋肉であることから、血液循環の改善も期待される。

 

①運動しなくなっている

基礎代謝量が落ちている

③食事の内容が変わってきている

 

この上記3つは、太る原因として、加えて紹介されている。体重が増える基本的なしくみ、消費カロリーより摂取カロリーが上回るというカロリーオーバーが故の体脂肪蓄積。歳を重ねて太りやすくなったと感じているだけに過ぎず、同じ運動量と基礎代謝量があれば、体重が増えることにはならない。いつから身体を動かすことが億劫になったのだろう。思い返せば、沢山走ったり動き回っていた時もあった。身体はその感覚を記憶しているからこそ、こうして思い出すのだ。きっかけこそあれば、また始められる。

 

特別な時間を設けようと努力する以前に、1日の中には、意識的に筋肉を鍛えることはできる時間は隙間隙間に存在する。エレベーター、エスカレーターを使わず階段を利用する、手前の駅で降りて一駅分歩くなど。便利な世界だからこその判断を、少し立ち止まって考えてみる。この選択は楽で快適だけれど、果たして自分が求めている生活なのだろうかと問う。便利さに慣れてきたからこそ、自分の身体と向き合ってほしい。「運動する」ことは特別なことではなく、生きていく上で欠かせないこととして捉えれば、行動に繋がり、そして変化し、習慣となるだろう。

 

私の心の問いかけに心動かされた方は、この本を手にとっても良いかもしれません。この本があなたの人生を変える一冊になると嬉しいです。

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下半身に筋肉をつけると

「太らない」「疲れない」

[著]中野ジェームズ修一

 下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」 (だいわ文庫)

 

下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」 (だいわ文庫)