ふと、今生きる環境や、その中で共に生きる周りの方々や物に対して、疑問を抱いた。過去を思い返しても、現在が似て非なるものであること、また、どうしてここまでの変化が生まれたのかという事実に対しての問いかけが必要なのではないかと感じたからだ。
今回手に取った本は、この疑問を解決まで持ち込んでいった。それは、自身の「心」と取り巻く「環境」には法則がある、ということだ。内側の世界は原因となる「心」、外側の世界は結果となる「環境」、合わせて形づくられ、切り離すことは出来ない。疑問に感じていた過去と現在の変化は、自分自身の「心」の変化から生まれたものであった。多くの人は「環境」を変えようとする。しかし、いつまでも「環境」が変わらないのは、原因である「心」の改善をしていないからだ。
素直な気持ちを持つ時は晴れやかになる、邪悪な気持ちを持つ時は苦しむことになる、この法則が崩れることは無い。
「環境」を改善しようとばかり考えてはいないだろうか。周りが変わってくれないと、嘆いてはいないだろうか。「心」の改善こそが、変化を与える最大の得策であり、且つ「心」の改善無くして、「環境」の改善は見込めない。
私の心の問いかけに心動かされた方は、この本を手にとっても良いかもしれません。この本があなたの人生を変える1冊になると嬉しいです。
[著]ジェームズ・アレン
- 作者: ジェームズアレン,James Allen,坂本貢一
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2003/04/01
- メディア: 単行本
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