manachix’s blog

人生のきっかけを作ります🌈✨運命の1冊をあなたに!

共感を求めるあなたに贈る1冊🌈

私達は沢山の情報の中で、日々選択をしている。押し寄せてくる情報を瞬時に受け取り、そして受け流す。私達は何を根拠に情報を「選択」をしているのだろうか。

 

今回は、限られた時間の中で人々の記憶に残ることに試行錯誤し、仕事をされているCMディレクターの本である。たった10数秒のうちに、惹きつける魅力が伝えること、日常でも必ず役立つ内容であると確信した。

 

タイトルにも起用されている「共感」こそが、人々を惹きつける魅力そのものであり、「共感」には情報を過度に演出せず、必要な情報を隠さない「正直さ」が鍵となる。その為には、独りよがりな、自己満足に過ぎない考え方を削ぎ落とす必要がある。全く知らない誰かから「共感」を得ることは、ある程度ベタな表現を用いて、相手の内側に入り込むことであり、且つその中に少しの「引っかかり」や「違和感」を与えることで、一旦その話題から外れた時でさえ思い出し、話題となることも重要である。

 

「共感」を作る側が、年代問わずに共通する「共感スイッチ」を見つけるには、お互いに繊細なコミュニケーションが必要であり、必ず「会って」話し合うことが大切だとしている。相手の話すスピードや、表情を感じ取ることで、よりよいものを表現出来るからだ。また、「おもしろい」というわかりやすい表現こそが1番大切であり、日常で起こりうる「おもしろい」出来事こそ「共感」を生みやすい。「笑う」とは「共感」の一形態であり、相手が笑ってくれること、それこそコミュニケーションの最上であると語られている。

 

誰しも自身の意見が受け入れられたり、考え方に賛同してもらえると嬉しい。例えば会社のプレゼンで、どうしていつもあの人の企画はすんなり受け入れられているのだろう?と疑問に思うとすれば、そこには必ず、「共感スイッチ」が押されているからだ。伝える相手や、全体に分かりやすい表現を用いて、「おもしろさ」を組み込ませ、少しの「ひっかかり」を用いて記憶させる。そしてなによりも正直であること、またそれ以前に、日々コミュニケーションをとる機会を大切にしている方に違いない。

 

私の心の問いかけに動かされた方は、この本を手にとっても良いかもしれません。この本があなたの人生を変える1冊になると嬉しいです。

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共感スイッチ

[著]浜崎 慎治

 

共感スイッチ (単行本)

共感スイッチ (単行本)