manachix’s blog

人生のきっかけを作ります🌈✨運命の1冊をあなたに!

「逆」を選択する勇気を与えてくれた1冊🌈

皆様、いつもご覧頂きありがとうございます。平岡麻奈です。朝起きれば、もう冬かなと感じるくらいに寒いです。四季がはっきりとしているようで、今のような、次に差し掛かる時期がとても好きです。どちらつかずであれども、色々な感情を混じり合わせた曖昧さも良さではないでしょうか。

 

以前、『黒い服しか着ない』と書きましたが、最近少し気持ちに変化が表れてきました。と言いながらも、まだまだ検索する色に『黒』は必ず含まれるのですが。元々、何故私が『黒』ばかり選択するのか、本人ですら真意は解りません。おそらく選ぶことが「面倒」で、1番「無難」だと感じているからでしょう。こういう自分の「癖」をとるのは至難の技です。

 

『黒』以外を着てみようかなというきっかけは、イヤリングを付け始めたからです。知り合いの方からご紹介頂いたのですが、正直未知の領域でした。今までは、デパートの、おそらく1階か2階あたりに並ぶアクセサリーショップは素通り。立ち止まることもありませんでした。興味がない、というより「私には必要ない」。

 

冷たい風が吹いている。そう感じざるを得ない自分にきっかけが訪れました。ご紹介頂いた方に、信頼を抱いているのでしょう。そして、スッと受け入れた。今では色々なバリエーションのイヤリングを身につけるように。つまり、今の私は昔と「真逆」なんです。人は変わらないと言うけれど、簡単に変わるんじゃないか?と思わずにいられない心境に至ります。

 

本を選ぶ時、今の自分と気持ちがマッチしている本を選ぶ傾向があります。今日ご紹介する本も、今の私に必要なことが沢山詰め込まれていました。「いつもの自分がやらないほうをやってみる」、無理に自分を変える必要はないのだけれど、今までの人生が作り上げた固定概念は意外とすぐに変化できるものだと教えてくれます。 

 

本書では、これまでの自分が作り上げてしまっている「心のとらわれ」を緩めてくれます。こうでないといけない、と決めつけばかりをしているのは、あたかもみんなの常識のようにしているけれど、結局は「自分の中での常識」にしか過ぎないということです。人一倍こだわりが強い人こそ、少し違う選択をしてみれば、心にゆとりが生まれます。「真逆プロジェクト」として、あらゆるシチュエーションごとに真逆の選択として「2つの選択肢」が与えられます。自分の作り上げた頑丈なバリア、本書では「鳥かご」と表現しています。鳥かごの扉には鍵はかかっていないのに、「自由になりたい」と願っている。そんな今の不自由さを解き放つための方法として、「これまでの自分がやらなかったほうをやってみる」ことが必要となります。

 

例えば、「4.お酒に飲まれる弱い人間であってはならない」という心のとらわれ。私は日頃からお酒を飲むので、「お酒を飲む楽しさ」を欲している一人ですが、お酒を必要以上に飲みすぎると周りに迷惑をかけることにも繋がるので、ある程度はセーブをして飲むようにしています。自分にブレーキをかけている時、お酒に飲まれる人を見れば、「自由にしすぎてるんじゃないか?」という感情が生まれてきます。ここで、本書は「『嫌いなあの人』は自分の『鏡』である」と教えてくれます。嫌いなのに自分なわけないだろう、そう感じますが、元々私は沢山お酒を飲みすぎて失敗をしてきた事実があります。そんな経験があるからこそ、自由な人が目について、嫌になっていたんです。結局は、「嫌だと思ったのは、ダメな自分、つまり過去に見た自分の中にある弱さを、目の前の相手に投影していた」ということです。自分自身が固く禁じていることをやってのける人を嫌だ、苦手だと感じてしまう。これに気づけば、自分の弱さを知るきっかけとなり、いつもであれば「嫌だな」と思って敬遠する心に真逆の選択、「何に嫌悪しているかを見つめてみる」を選ぶことができるようになります。

 

また、「14.我慢できない弱い人間であってはならない」という心のとらわれについて。いつもなら我慢して乗り切ろうとする自分がいたけれど、「躊躇せず『嫌だ!』と言う」選択。本書では著者がいじめにあっていた経験を元にこの真逆の選択が記されています。心に響いた言葉は、「私は私を助けるために声をあげていいんだ」という強い意志。「嫌だ」と伝えることは、自分勝手なようでそうでない。言葉にしなければ伝わらない、伝えきれないことがあると感じました。

 

今の『逆』の選択をすることは、難しいようで、自分の中で求めていることだと気付きました。私は黒い服しか似合わない、そう思っているということは、きっと自由に洋服を楽しんでいる人が羨ましく、キラキラして見えるからでしょう。どこに自分のきっかけが現れるか解りません。きっかけを見逃さないように、自分で作り上げた「鳥かご」には鍵がかかっていないことに気づいたのなら、少しずつ、外の世界を見ていく準備を整えていこうと思います。

 

私の心の問いかけに心動かされた方は、この本を手にとっても良いかもしれません。この本があなたの人生を変える一冊になると嬉しいです。

f:id:manachix:20191104185456j:image

いつもの自分がやらないほうを

やってみる

[著]鳥居 ミコ

 いつもの自分がやらないほうをやってみる

いつもの自分がやらないほうをやってみる