manachix’s blog

人生のきっかけを作ります🌈✨運命の1冊をあなたに!

ダイエットと共に生きているあなたに贈る1冊🌈

自分の体つきを、どことないタイミングで気にかけた時、そろそろダイエットしないとな、と思う。今まで自由に過ごしてきたツケと、欲望に任せて食事を摂ってきた結果かもしれない。他人と比べるとすれば、外見が1番分かり易く、特徴を掴みやすい部分だ。痩せ気味や太り気味等、第一印象をそのように決めつけていることも少なくはない。

 

体型というのは個人差があり、本人が満足する体型であるならば無理に痩せる必要もない。反対に、痩せている体に対しても満足していないケースもある。ダイエットを意識したことがない人もいれば、常々ダイエットのことが頭から離れない人もいる。表舞台に立つことが仕事であれば、やはりよく見られたいし、痩せていることが基準ならば、「痩せなければいけない」と感じるのは自然なことかもしれない。

 

私は一度だけ、大きなダイエットをしたことがある。中学2年生の時、おそらく3ヶ月間で15キロくらいは落ちていたはずだ。理由は好きな人が痩せていたから。こんな自分じゃダメだと感じたからだ。そして正しい知識もなく、ひたすら「食べない」生活をした。人間というものは不思議なもので、食べないことが通常になると、食べられなくなるのだ。いわゆる拒食症の疑い、食べることが怖くなる。食べ物が悪に感じ、それは心にも影響し、「食べた方がいいよ」と助け船を出してくれる人をも悪と感じる。

結局痩せた体はボロボロであり、思い返せば誰が好きになるんだ?と言わんばかりのスタイルになっていたと思う。そして、糸が切れたように暴飲暴食に走っていた。求めていた結果ではなく、ただ傷ついただけだった。何故痩せたのに辛かったんだろう。それは目的が痩せる為なんかじゃなかったから、好きな人に認められたいから痩せたかったんだ、と今になって思う。

 

「痩せたい」というよりは、誰かと比べて自分が太っているから、または「太ったんじゃないの?」等、他人の言葉に傷つき、ダイエットを決意する方が多いのではないだろうか。自分の身体を見つめ直して、自分を受け入れた時こそ、ダイエットが始まる。

 

今回の本は「食行動」や「欲求」を変えるための、『脳のクセ』に焦点を置いている。私が経験した安易に取り入れがちなダイエットは、「食事」を変えるダイエットに過ぎない。根本的な「食べたい欲求」の改善方法には、まるで目を向けていない。気合いと根性で頑張る!という従来のダイエットに共通したスタンスは、誰しもが達成できるものではないし、ある一定の時期になればつまずいてしまう。

 

では、根性論ではないダイエットとはどういったものなのだろうか。同書では「究極のダイエット」の特徴として3つ挙げられている。

 

①「食べ物」ではなく「食べる」を変える。

『漫然と食べるクセ』がついてしまっていることにまず気づくこと。

 

②欲求を「抑えつける」のではなく、「乗りこなす」。

生きている限り『食べたい』欲求は消えないからこそ、受け入れる。

 

③「お腹」ではなく「心と脳」を満たす。

『お腹が減っている』と勘違いしているだけで、満たされていないのは「心」かもしれない。

 

そして、「自動運転」モードで食べ物を口に運んでいるという事実に気づかなければいけない。今ではスマホ片手に食事をすることが日常になっている。気づいた時に食べすぎていたのであれば、食べ物に注意を向けず、頭で「別のことを考えている」状態だ。

 

外見に対しての悩みの基準は様々ではあるが、自分の基準を他人に押し付けてはいないだろうか。人それぞれ価値観の違いはあり、自分を受け入れた時、特に今の体型に悩みがないのであれば、そのままの自分でなんら問題はない。体型に変化をもたらしたいのであれば、食べている自分を客観的に見つめ直す。食べている理由はなんだろう?もしかすると、寂しいから食べているのかも?と感じた場合は、心が満たされていない証拠。どうして今食べたいのかを意識してみると、人生は変わる。

 

私の心の問いかけに心動かされた方は、この本を手にとっても良いかもしれません。この本があなたの人生を変える一冊になると嬉しいです。

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無理なくやせる

脳科学ダイエット”

[著]久賀谷 亮

 無理なくやせる“脳科学ダイエット

 

無理なくやせる“脳科学ダイエット"