manachix’s blog

人生のきっかけを作ります🌈✨運命の1冊をあなたに!

睡眠に悩みを抱えるあなたに贈る1冊🌈

どれだけ寝ても眠たい。昨日は残業をして、今日は少し遅い出勤だから沢山寝るようにしたのに、出勤前の段階から眠たい。休日は昼まで寝溜めをして、仕事に備えているにも関わらず眠い。「会議の資料を明日の朝までに作成しないといけない」であったり、睡眠を削ってなにかをすることは、誰しも経験があるのではないだろうか。

私は昔から眠りが浅く、平日休日構わず何時に寝ても5時頃には起床。そして二度寝の常習犯であり、遅刻ギリギリで焦ることもしばしば。学生の頃であれば、夜な夜なラジオを聴いて、6時頃無理矢理起床し、通学していた。その為、良く居眠りで怒られたものだ。「授業中に船を漕がないように!」と先生から言われた一言は、今でも覚えている。基本テストは徹夜タイプ、と言いたいところだが、いつも挫折。早朝目覚めて必死で教科書、乃至は問題集を読み漁るといったダメなタイプだ。結果はお察しの通りで、全く身にも無ければ、テストの点数にも繋がらない。

 

学生、社会人共に、年齢に関係なく共通の悩みであることは間違いない。よく解らない「眠さ」から開放されれば、効率良く行動出来、生活にゆとりが出来るのではないだろうか。決められた生活リズムを個々に持ち合わせていたとしても、優先されることが「健康」なのか「仕事」や「プライベート」なのかで変化してくる。そしてスケジュールの帳尻合わせの如く、1番簡単に犠牲にできる「睡眠」を削る傾向にある。任される仕事量が増えたり、お客様との付き合いで夜まで会食する日が続いたり。自分自身ではコントロール出来ない『致し方ない環境』に身を置くばかりに、必要な「睡眠」を疎かにしている。

 

また、「寝ずに頑張っている」こと美徳を感じているのかもしれない。残業続きだとしても、朝も早く出勤して頑張っている自分は愛したいし、認めてほしいものだ。確かに私も、寝ずに頑張ってたら、なんだか結果を出せるんじゃないかな?と過信する部分もある。

 

今回の本は、「ビジネスパーソンのための睡眠術」としてまとめられている。著者は、医師とビジネスパーソン両方の視点と経験併せ持っている方であり、同書では、効率的に睡眠の質を上げる為の「快眠戦略」を講じており、下記は戦略のキモとして紹介されている。

 

①「睡眠時間の確保」ではなく「熟睡習慣の獲得」を目指す

 

②1日の始まりを「起床時」ではなく「就寝時」に切り替える

 

③イレギュラーな事態でもパフォーマンスを落とさない「対処法」を身につける

 

ビジネスパーソンの実態は「睡眠の常識」とかけ離れており、忙しい人ほど自然と睡眠時間が削られる。そんな中、今の生活スタイルを変えることなく、仕事のパフォーマンスを上げるメソッド満載の同書には、ビジネススキルとしての「睡眠」を習得出来る要素が詰まっている。

 

頑張っている自分を愛したいが、睡眠を削る生活スタイルを続けていくべきなのだろうか。眠たいままの仕事は、身にならない。学生時代に同じ境遇に陥った経験があるにも関わらず、同じことを繰り返している。「仕事が忙しい」という理由は逃げの理由であり、結果として身体の不調や、大きな失敗を招くことになる。「寝食を忘れてなにかに没頭する」ことを否定はしない。楽しいことには全力で取り組みたいし、好きな仕事に集中するということは素晴らしいことだ。プライベートの付き合いも大切なことであり、人生の楽しみを無くすべきではない。大事なことは、健康と共に生きていることを忘れないことだ。健康はお金では買えない、健康でなければ何も成し得ない。

 

私の心の問いかけに心動かされた方は、この本を手にとっても良いかもしれません。この本があなたの人生を変える一冊になると嬉しいです。

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一流の睡眠

MBA×コンサルタント」の

医者が教える快眠戦略

[著]裴 英洙