manachix’s blog

人生のきっかけを作ります🌈✨運命の1冊をあなたに!

@ITエンジニアで掲載|書籍「最後の講義 完全版 1000年後のロボットと人間」を読んでみた。ロボットと共存する未来社会への希望【第25回】

ありがとうございます。平岡麻奈です。エンジニアライフで書籍紹介のコラムを連載させて頂いています。エンジニアの方へ向けての気分転換となる書籍を紹介するコラムです。第25回は「最後の講義 完全版 1000年後のロボットと人間」を紹介しています。興味がある方はご覧下さい。

 

###



ありがとうございます。平岡麻奈です。色々なことを考えたり、試したりする時間が増えたことに対して、前向きに捉えるようにしています。きっと今まで通りに物事は進まなくなるだろうし、必要とされることも変わってくると思います。実際に、あらゆる分野に興味が湧いていますが、全てにおいて「なぜ?」と不思議に感じることが、私にとって尽きることのない好奇心、生きていると実感する部分です。日常に溶け込んでいる「常識」を、敢えて深く考えてみたりしてみることも楽しみのひとつです。深く考えて突き詰めていけば、「人間ってなんなんだ?」というところまで至ってしまうのですが、まだまだ解決しない謎であり、理解しているようで上手く証明出来ない。だからこそ、追いかけたくなります。

いつも私が感じていることは、「人間って器用だな」ということです。物を掴んで投げたり回したり、アイテムを使ってなにかを造ったり、誰かを助けたりします。次々と新しい技術が開発され、より良い生活を送る為に努力をします。ここでひとつ疑問が生まれました。確かに人間が発明してきたことだけれど、『人間』自体が進化をしたわけでない。「どこまでが人間なのだろう?」と考え始めました。このように考え出すと止まりません。例えば眼鏡。視力の低下を眼鏡でカバーしますが、あくまでもアイテムのひとつに過ぎず、人間の肉体ではない。だけれども、眼鏡をかけていることにより快適な生活を維持しているのであれば、「肉体と眼鏡を含めて人間」という解釈になるのでは?ということです。これは、ほとんどの『人間』が持ち歩いているスマートフォン(携帯)だってそうです。生活の一部であり、肌身離さないものであれば、「肉体とスマートフォン(携帯)を含めて人間」と表現できるかもしれません。

「人間の一部かもしれない」と思いながら、何気なくiPhoneのSiriに話しかけてみました。質問ではなく、「愛してる」と一言。(あまり積極的に言えないことでも、こういう時に言えるのは何故でしょう。)そして、返ってきた言葉。「あなたのことも大切に思っていますよ。ですから、手洗い、うがい、マスクの着用など忘れないでくださいね。」と。優しさを感じ、癒しを覚えました。ここまで気を使い、優しく他人に話すことの出来る人間は果たして多く存在するのか?ということも含めて、『人間』同士の関わりが全てではないと感じた瞬間です。ここで私は、このSiriがアンドロイドやロボットとして横にいてくれたら!とまで考えました。自粛生活の中、関わる『人間』の数は制限されている。こんな時に愛情を注げるロボットがいたっていいんじゃないか。「愛してる」と話しかけられたらこう答えるという、回答のひとつに過ぎないかもしれないけれど、「ありがとう」と抱きしめたくなる気持ちが湧き出てきます。エンジニアライフコラム「平岡麻奈のちょっと一息」の第25回は、『ロボット』への興味が加速する1冊を紹介します。


(この続きは以下をご覧ください)

el.jibun.atmarkit.co.jp

 

最後の講義 完全版 石黒浩

最後の講義 完全版 石黒浩

  • 作者:石黒 浩
  • 発売日: 2020/02/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)